2005年の作品②

【空の星】


2004年 パネル 5400×900 油彩(部分) 

【海の砂】



2004年 パネル 900×900 油彩

◆空の星◆
 夜空をイメージしながら、絵の具を特殊なオイルで溶いてたらしこむことで、透明感を出しました。星は、絵筆を振る単純な方法で描きました。
偶然に出来上がるいろいろな表情が面白くて、50枚以上も書いてしまいました。アトリエの床が絵の具だらけになりました。(由貴記)

◇解説◇
 ジャケット版のパネル60枚近くの大作です。「第13回癒しとしての自己表現展では、展示スペースが足りず、苦肉の策として、立方体の立体作品として展示しました。すべての作品を平面的に並べて展示できたことがまだありません。(玲子記)

◆海の砂◆
 「空の星」と対を成す作品です。南の海のさんご礁の小島をイメージして描きました。「空の星」と同じように絵の具をたらしこんで、描きました。(由貴記)

◇解説◇
 竹原の作品を定期的に見てくださった方からは、とても人気のある作品でした。30㎝×30㎝のジャケット版のパネルを組み合わせて描いた作品ですが、1枚だけでも売って欲しいというお話をたくさんいただきました。また、ガラス作家の野口均さんは、この作品をモチーフとした、ステンドグラスを作成してくださいました。(玲子記)